編集:Dentist in Seoul · 出典確認・更新:2026年11月4日
まず知っておきたいこと
帰国は治療の終了と同じではありません。予定された再診を受け、必要な記録と連絡先をそろえ、日本での診察・メンテナンスを確認します。息苦しさや飲み込みにくさなど緊急性のある症状は、飛行機や医院からの返信を待たず救急対応が必要です。
帰国前の確認を一つの診療予定にする
担当医に、今どの治療段階なのか、今後の再診、移動や食事の制限、帰国便の時期に問題がないかを確認します。仮歯がある場合は、そのまま使用する期間や外れた場合の対応も聞いてください。
歯を入れた日や抜糸の日だけで一律に帰国日を決めることはできません。痛み、腫れ、出血など気になる変化があれば、出発前に伝えて診察を受けます。自己判断で処方薬を中止・増量せず、不明点は処方した医療機関に確認してください。
日本の歯科医師に渡す資料をそろえる
治療した歯の位置、診断、処置内容、日付、使用材料、処方内容、必要な経過観察をまとめた記録を依頼します。画像があれば、閲覧できる形式で受け取れるかも確認してください。
インプラントでは製造元、製品・型式、サイズなどの製品情報、手術と装着の記録が重要です。見積書、領収書、支払い済みの範囲、保証・再治療条件も保管します。日本語または受入先が理解できる言語の説明を依頼し、翻訳が必要かを日本の医院に確認しましょう。
日本で診てもらう範囲を確認する
帰国後の医院に「海外で治療したので全部引き継いでもらえる」と思い込まず、診察、清掃、経過観察、部品交換などの受入れ範囲を相談します。治療前の相談ができていない場合は、なるべく早く連絡してください。
日本の医院は改めて診察や検査が必要と判断する場合があります。韓国で支払った費用に日本の診療が含まれるとは限りません。継続治療を引き受ける医療機関、韓国の担当医が対応する問題、再渡航が必要になる条件を分けておくと、連絡先に迷いにくくなります。
痛みや腫れを、返信待ちのままにしない
強い歯の痛み、顔や顎の腫れ、発熱など、感染が疑われる症状は速やかに歯科を受診してください。治療した医院へ連絡しても、すぐ診察を受けられない場合は、現在いる場所で受診します。
息苦しい、飲み込みにくい・話しにくい、目の周りの腫れや痛み、視力の変化、口の中の大きな腫れ、口を開けにくいといった症状がある場合は、救急受診が必要です。韓国では119に連絡してください。日本に戻っている場合も、緊急なら119です。自分で運転せず、救急車などの助けを求めてください。
出典:NHS:歯の膿瘍と救急受診の目安(英語) · 在韓国日本国大使館:日本語が通じる医療機関への連絡方法 · 厚生労働省:こんな時は迷わず119へ
言葉と連絡手段を準備する
医院名、所在地、担当者、通常の診療時間、時間外の連絡方法を、通信が使えないときも見られる形で保存しておきます。日本語通訳がいつでもいるとは限りません。住所、症状、服薬やアレルギーなど、緊急時に必要な情報を伝えられるよう準備します。
写真による相談は補助であり、診察を置き換えるものではありません。送るときは医療機関が指定した方法を使い、公開レビューや一般の検索欄に病歴や本人確認書類を載せないようにしましょう。
問題が続く場合に整理すること
いつから何が起きたか、受けた説明、処置日、薬、やり取り、費用の記録を整理して担当医に相談します。インプラントでは、別の歯科医師の意見を聞くために日本口腔インプラント学会の相談案内も参照できます。
返金や保証の確認と、必要な診療は別に進めます。交渉が終わるまで受診を控えないでください。別の医院にかかるときは、すでに行った治療の記録を渡し、今後の治療と費用を改めて確認します。
よくある質問
痛みがなければ帰国後の検診は不要ですか。
症状がないことだけでは、経過観察が不要とは判断できません。治療内容に応じた診察やメンテナンスを続けてください。
韓国の医院への連絡だけで緊急時も対応できますか。
遠隔の連絡だけでは対応できない症状があります。緊急の症状は現在地の救急医療を優先し、強い痛みや腫れなども速やかに歯科を受診してください。
出典と更新日
2026年11月4日に公開資料を確認しました。一般的な医療情報をまとめたもので、個別の適応や治療計画を判断するものではありません。入国、費用、保険、診療体制は変更されることがあるため、予約前に各公式窓口で確認してください。
CDC:海外で医療を受ける際の注意(英語)英国歯科医療評議会:海外で歯科治療を受ける前に(英語)日本口腔インプラント学会:治療中・術後のトラブル対策NHS:歯の膿瘍と救急受診の目安(英語)在韓国日本国大使館:日本語が通じる医療機関への連絡方法厚生労働省:こんな時は迷わず119へ医院・歯科医師の情報を確認する
掲載情報は品質の順位付けや治療の推奨ではありません。診療言語、担当医、治療計画は直接確認してください。